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BRIDGE ~世界に広げよう日本の心~

右でも左でもないど真ん中.石井希尚(Marre)のブログ

オバマだから起こったこと

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オバマ大統領の広島訪問。
歴史的な日だ。
彼が歴代のアメリカ大塗料と同じように、歴史に名を刻みたいと思っていたのだとしても、過去70年間、同じ野心をもった誰によっても実現しなかったことだ。
70年かかったが、オバマ大統領だったから実現した。
これは、彼が米国初の黒人大統領だったことと無関係ではない。
アメリカでの黒人社会に深くかかわると、彼らはアメリカ人であることに誇りを持ちながらも、白人による侵略の歴史に対する強い嫌悪感を持っている厳然たる事実に気付かされる。
アメリカに存在する根深い黒人差別。
オバマは大統領になったが、人種としては「被差別民」であるという現実がある。
以前、米国での黒人少年殺害事件や、人種差別問題に言及した際、「犠牲者は自分でもありえた」と演説した。
白人による差別により、むしけらのように扱われてきた奴隷としての苦難の歴史を背負っているアフリカ系米国人の共通集団意識は、日本への原爆投下を人種主義と結びつけて考える。
白人至上主義により、日本人は犠牲になったのだと。

戦争中、連合軍の一員であったオーストラリアのトーマス・ブレーミー将軍は、日本人についてとんでもない発言をしている。
「諸君らが闘っているのは奇妙な人種である。人間と猿の中間にあると言っていい。文明存続のために我々は最後まで戦いぬかねばならない。日本人を根絶しなければならない!」

戦時下にあって、日系人だけは、強制収容所に入れられ、多くの命が失われた。
自由の国アメリカで、アウシュビッツのような収容所があったのだ。
しかし、同じ敵国であったのに、ドイツ人もイタリア人も自由を奪われていない。
彼らは白人だったからだ。
この認識は、アメリカの黒人社会では常識だ。
オバマ大統領が米国の大統領でありながら、被差別民の苦難を背負っていることが、70年間、誰もやろうと思わなかった広島訪問を実現させた動機の一部であったことは疑いの余地がない。
彼が被爆者をハグしたとき、胸に迫る思いがあった。
同じ有色人種だから共有できる同情心を、
彼は心に抱いていたのだと思える場面だった。

日本国憲法は本当に変えないべきなの?

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2016年5月3日
憲法の日だからこそ、憲法について考えよう。
おそらく、夏の参院選では、憲法改正が争点になるだろう。
憲法改正に反対する人は、だいたいみんな憲法9条を持ち出して、この憲法こそ世界に誇れる平和憲法だという。
でも、憲法を改正すること」=「戦争できる国になること」=絶対NO
という単純な公式で物事を考えている人が多いのではないかね??
なにかと問題になる「安保法制」についても「憲法違反だ!」シュプレヒコール
弁護士集団で国家を相手に法廷闘争をしかけているよね。
 
◼︎だったら、その人たちは、全員「国立大学出身者」なんだろうな!
もう一度いいますよ。
憲法を絶対変えちゃいけないとうい人は、「私立大学出身者はいないんだろうな」!とね。
何よそれ?って思うかい?
ここからが大事。私立大学の多くは、国からの助成金を受け取ってる。
平成 27 年度交付学校数は 877 校、交付総額は 3,174 億 2,449 万 9 千円もあって、このうち一 般補助は 2,711 億 500 万円、特別補助は 463 億 1,949 万 9 千円だ。
すごい額。
これは国のお金だよ。
つまり税金だ〜!!!!
この恩恵を多くの人が受けている。
だが、しかーし、「これは憲法違反だぞ!」
 
◼︎憲法第89条を無視するな!
だって第89条はこう言ってるじゃないか。
公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。
 
国のお金は絶対に、宗教条の組織や、「公の支配に属しない慈善、教育」つまり「私学」には支出もしてはいけないし、利用に供することもいけない!!と書いてある。
だから、そもそも、私学助成金の制度は憲法違反だ!
なっ!
でも、誰もそれがダメだ!と言わないし、デモもしない。
Why Japanese people!!!!
おかしくないか〜!
でもって、私学助成金の問題は憲法解釈による」っていうんだよ。
安保法制が違憲だと息を巻いている共産党は、私学助成金の根本的な引き上げるように求めている。
なんじゃこりゃ!
憲法9条違反はダメで、だから自衛隊を解体しろ!
でも憲法89条違反は不問?
だめだこりゃ。
自衛隊は今のままでは「違憲」だ。
だから安保法制うんぬんの前に、そもそも軍隊はもってはいけない。
となれば、熊本地震の救助活動をしてくれている自衛隊員に「憲法違反だから救援しないでくれ!」といいますか?
実際に、そういうひどいことを言ってる人もいるから驚きだよな。
でも、私学助成金はいいんだよね?
誰も問題にしてないから、きっといいんだよなー。
みんなの役になってるものは、憲法違反だけど、いいことにしようっていう「解釈」にしよう。
 
◼︎奨学金を今すぐ返せ!
返金不要の奨学金を受けて、大学に行った人もたくさんいるよね。
でも、それも憲法違反。
国家から、公金による助成金が支払われたものだしたら、ただちに返金した方がいいよね。
高校生にだって、授業料の就学支援制度があるよ。
経済的に援助するシステム。
国がね。
これも、憲法違反!!!
そういう矛盾がない方がいいよな!と思わない。
だとしたら、憲法改正しかないんだよ。

命のヴィザは本当なの?②

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ナチスドイツの台頭
さて、前回は、杉原千畝は日本政府に背いてもいないし、首にもなっていないってことや、日本政府は、ユダヤ人へのヴィザ発行を禁止してないってことについて、ざくっと書いたんだけど、じゃあ、歴史的な事実の流れはどうだったんだろうってことで、史実を見てみよう。

まず、この問題を語るときに絶対に理解しておかないといけないのは、昭和8年(1933年)に、ドイツで、ヒトラー率いるナチ党による独裁体制が確立されたってことだ。
ここから、ヒトラーによる悪魔のような政策が実行されていく。
このナチスドイスの政策の中で、最も特徴的なのが「人種主義」政策だ。
ヒトラー『アーリア人至上主義者』だったんだよ。
これは、ドイツ人こそが真のアーリア人で、世界を支配するにふさわしい民族だという思想なんだ。
この思想に基づいて、ヒトラーは他民族を差別した。
彼にとっては、日本人だって、劣等民族だったんだから、ここは抑えておこう。
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でも、最低最悪の「文化破壊人種」というレッテルを貼られたのが「ユダヤ人」だったんだ。
彼は、ユダヤ人を『抹殺』し『根絶』させることが善だと考えた。
その結果、多くのユダヤ人がアウシュビッツ強制収容所おくりになり、虐殺されたわけだ。本当におぞましい「ホロコースト」だ。

◉冷たかった世界
この人種差別政策に、他のヨーロッパの国やアメリカはどう反応したんだろう?
実は、じっと黙って何もしなかったんだよ。
信じられないだろ?
ドイツでユダヤ人迫害の嵐が吹きすさぶ中、アメリカやイギリスなどの主要国初め、フランスもその他の国もユダヤ難民に広く門を開くことはなかったんだ。
でも、さすがに、国内の世論を無視できなくなって、ようやくアメリカが動いて、国際会議を開いた。
欧州と中南米32ヶ国の代表者が、フランスのエビアンに集まったんだ。
だからエビアン会議」という。
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 でも、ナチスの人種差別が始まってから既に5年経っていた。
ところが、国際社会はユダヤ人に対して冷たかったんだ。
エビアン会議が終わっても、参加国のほとんどは、ユダヤ難民受け入れには積極的じゃなかったんだよ。
 
◉第二次世界対戦勃発
ドイツがポーランドに侵攻して、第二次世界対戦が勃発すると、
ドイツは破竹の勢いで周りの国を支配していった。
だから、ドイツ国内で始まったユダヤ人迫害の波は、当然の結果として、ドイツに侵略された国にも及び始めた。
ドイツ国内のみならず、ポーランドやオーストリアからも、ユダヤ人が続々と脱走を図ったわけだ。
これらの人々が「ユダヤ難民」だね。

ユダヤ人が直面したのは、人種差別問題。
でも、世界が直面したのはユダヤ難民問題だ。

ここには、同時におこった別々の二つの種類の問題がある。
わかるよね。
人種差別と難民という二つの問題だ。
そんな中、杉原千畝リトアニアに着任したんだ。
ちょうど、ヨーロッパで、第二次世界対戦が勃発する2ヶ月前だった。
 
◉さて、本題だ
このような時世下、ドイツの人種差別政策である『反ユダヤ主義』に、ドイツとの同盟国だからという理由で、日本は本当に加担したのか。
ドイツの反ユダヤ主義を支持していたのか?
これが本題。
一般的に知れ渡ってしまった杉原千畝の物語によれば、そういうことになる。
でも、実際はどうだったのか・・・。
歴史の真実は如何に!
実は、日本は国策として、反ユダヤ主義を掲げてているドイツに追随してはいない。
これは、とても大事なことだから、しっかりと理解しておかないといけないよ。

◉5相会議開催!!
ナチスのユダヤ人迫害が激しさを増している真っ只中の1938年12月6日、日本は「5相会議」というのを開いた。
総理大臣、外務大臣、大蔵大臣、陸軍大臣、そして海軍大臣が集まって、政策を決めた大事な会議だ。
これは、第一次近衛文麿(このえふみまろ)内閣時代だ。
実質的な『最高首脳会議』だった。
ここで、日本は『猶太人対策要綱(ゆだやじんたいさくようこう)』というのを決定したんだ。
これは、ヨーロッパに発生している大量のユダヤ難民に対して、どう対応するかという日本の態度と方針を定めたものだ。
古い日本語だけど、原文を記しておくので、この際、ゆっくり読んでみよう。

猶太人対策要綱    昭和十三年十二月六日附 五相会議決定
独伊両国ト親善関係ヲ緊密ニ保持スルハ現下ニ於ケル帝国外交ノ枢軸タルヲ以テ盟邦ノ排斥スル猶太人ヲ積極的ニ帝国ニ抱擁スルハ原則トシテ避クヘキモ之ヲ独国ト同様極端ニ排斥スルカ如キ態度ニ出ツルハ唯ニ帝国ノ多年主張シ来レル人種平等ノ精神ニ合致セサルノミナラス現ニ帝国ノ直面セル非常時局ニ於テ戦争ノ遂行特ニ経済建設上外資ヲ導入スル必要ト対米関係ノ悪化スルコトヲ避クヘキ観点ヨリ不利ナル結果ヲ招来スルノ虞大ナルニ鑑ミ左ノ方針ニ基キ之ヲ取扱フモノトス
方針
一、現在日、満、支ニ居住スル猶太人ニ対シテハ他国人ト同様公正ニ取扱ヒ之ヲ特別ニ排斥スルカ如キ処置ニ出ツルコトナシ
二 新ニ日、満、支ニ渡来スル猶太人ニ対シテ一般ニ外国人入国取締規則ノ範囲内ニ於テ公正ニ処置ス
三、猶太人ヲ積極的ニ日、満、支ニ招致スルカ如キハ之ヲ避ク、但シ資本家、技術家ノ如キ特ニ利用価値アルモノハ此ノ限リニ非ス

現代語に訳せばこうなる。(マレ訳)
しっかり読んでみてね。
ドイツ・イタリヤ両国と親善関係を親密に保持するのは、現在の日本外交の基本であるから、同盟国が排斥するユダヤ人を、積極的に擁護するのは原則として避けた方がよいとは言え、ドイツと同じように、極端な反ユダヤ主義をとることは、我が国が伝統的に主張してきた「人種平等の精神」に反するものであるのみならず、現在我が国が直面している非常時に於いて、戦争遂行、特に経済建設上、外資獲得が必要であり、対米関係の悪化を避けるべき観点から不利な結果を招くおそれが大きいことを鑑み、この方針に基づきユダヤ人を取り扱うものとする。
方針①
現在、日本、満州、中国に居住するユダヤ人に対しては、他国人同様、公正に取り扱い、ユダヤ人を特別に排斥するような処置をとってはならない
②新たに、日本、満州、中国に渡来するユダヤ人に対しては、一般的な外国人入国取り締まり規制の範囲ないにおいて、公正に処置すること。
③ユダヤ人を積極的に日本、満州、中国に招致することは避けつつも、資本家、技術家のような特別に利用価値ある者は例外とする

◉したたか外交
さて、これは、非常に高度な外交的な判断だったと言える。
日本はすでにドイツとは同盟関係を結んでいた。
日独伊戦国同盟の前身といえる「防共協定」と言ってね、国際共産主義に対する同盟だ。
重要なことを言うよ。
日本は、ドイツと既に「同盟国」だったということだ。
けれども、決議文でははっきりと
『帝国ノ多年主張シ来レル人種平等ノ精神ニ合致セサル』
と宣言している。
つまり
『日本が伝統的に主張してきた「人種平等の精神」に反する』
と言ったわけだ。
 
同盟国である以上、ドイツの国策としての人種政策を公に批判することは外交上おもわしくない。
にもかかわらず、ドイツの政策に同調して、ユダヤ人に対して同じ態度で接することは、国としての精神に反すると言った。
これは、関節的にドイツの人種主義政策を批判したともとれる。
この人種平等の精神に則って三つの方針を決定したんだ。
①と②を見ればわかるように、日本はユダヤ人を他の外国人と同様に扱うという基本方針を打ち出した。
つまり、ユダヤ人を排斥しないということだ。
これは、とっても大事な事実だから、絶対に覚えておいてね。
日本はユダヤ人を排斥しない。
人種差別主義には同調しない!と決定した。
そして③を見てほしい。
日本は確かに、積極的にユダヤ難民を招致するのは、外交上都合が悪いと判断していた。
当たり前だよね。ドイツは同盟国だから。
時は戦時下だ。
世界が大戦争の動乱に巻き込まれつつある時代だ。
国家間の緊張が高まっているときなんだから。
平和の時代とは違う。
だから、同盟国同士の結びつきがものを言う。
そんな時に、わざわざ旗を上げて「ユダヤ難民の皆さんいらっしゃい」とは公言しない。
でも難民が入国しようとしたら、他の外国人と同じように公正に審査して手続きをする。
という意味だよ。
ただ、この③で特筆すべきなのは、特別な技術者や資本家は、積極的に招致する対象としてもよい。
と言ったんだ
 
◉ユダヤ人を正しく認識していた日本
これは、当時の日本が、ユダヤ人問題を冷静に分析できていた証拠だ。
日本はユダヤ人の科学技術面での優秀性を正しく評価していた。
そして、もうひとつ、ここが大事なんだけど、日本政府は『ユダヤ財閥』資本力の凄さを知っていた。
日本とアメリカの関係は悪化する一方で、一つ間違えば戦争になってしまう。(日米開戦直前)
でも、そのアメリカには強力なユダヤ財閥が存在していて、政治的にも発言力がある。
そんなアメリカのユダヤ財閥を、日本の味方につけることさえできれば、日米開戦を防げる可能性もある。
そのためには、日本にユダヤ財閥を呼び込むことは有利だと考えたんだね。
日本の対米外交上、国内にユダヤ財閥を呼びこみ、ナチスから守っているという既成事実をつくることは、米国や英国のユダヤ人やユダヤ財閥を親日に傾けさせるための、重要な要素となり得ると。
だから利用価値があると判断したわけだ。
非常に冷静でドライだね。
でも、同時に日本は、伝統的な「日本精神」を宣言した。
そして、法的には、ユダヤ人をその他の外国人と同じ入国審査で公正に扱うと。
つまりこれは、

日本精神と、公正な難民対策と、高度な外交戦略の三つが並びたった非常に優れた決議

だったということになる。
これがあったから、日本はユダヤ人を差別しなかった。
つまり、杉原千畝が発行したヴィザは、日本政府公認のもので有効だったんだ。だからユダヤ人たちは入国できたんんだよ。
 
杉原千畝が直面したのは難民問題
ただ、杉原千畝は難民が大挙して一度に押し寄せるのはどうなんだろう?っていう現実的な難民対策場の問題に直面していた。
当たり前だよ。
他のどの国もユダヤ難民の入国を規制したんだから。
今もヨーロッパでは大問題だろ?
難民というのはね、
人種差別うんぬんではなくて、突然大挙してこられたら、ちょっと、困るよなーって思うのが普通だと思うよ。
どこに、住んでもらう?
治安は悪化しないかな?
予算どうす?
っていう問題が急浮上するからね。
当たり前なことなんだよ。
そういう都合と、同盟国である理由から、一挙に大量の難民が入国することは、問題になるんじゃないかって、不安に思ったのたが杉原千畝だよ。
だから、外務省に問い合わせた。
すると外務省は
「ちょっとまってよ。避難民に無条件でヴィザ出し続けないでよ。ちゃんと、条件に沿って発行してくださいってね」
と指示したわけだ。 

それはユダヤ難民を大量に受け入れることが、時勢柄好ましいとは言えないという外務省の判断だったんだ。
でも、これは難民を、どう扱うかという難民対策の事務手続き上の問題だ。
 
杉原千畝の功績
でも、杉原さんの偉かったところは、
もうリトアニアの日本領事館も撤退する日が近づいてるし時間もない。
それに、予想以上に多い難民が押しかけてる。
外務省の許可を待ってからじゃ遅すぎる・・・と判断し
ヴィザを出し続けたところだ。
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ここは、杉原千畝が賞賛されていいところ。
でも、この彼の行為は、日本の国策に反していなかった。
だって、5相会議の決定があったからね。
だから、彼は罰せられもしなかったし、首にもならなかった。
それどころか、翌年に、勲5等瑞宝章を授けられたというわけだ。
日本が人種差別国家と手を組んで、一緒にユダヤ人を弾圧したという歴史的事実はない。
そのことをしっかりと理解しておこう。
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命のヴィザ物語って本当なの?

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◉命のヴィザ物語って本当なの?
去年封切られて、つい最近までやっていた映画「杉原千畝」。
まだやってるところもある。
杉原千畝さん。リトアニアの領事館にいた外交官。
命のヴィザを発行して、6000人のユダヤ人を救ったということで、彼のヒーロー物語はすっかり知れ渡っている。

映画の公式ホームページのキャッチコピーにはこうある。
一人の日本人が世界を変えた!
激動の第二次世界対戦下
日本政府に背き
命のヴィザを発行し続け
6000人にのぼるユダヤ難民を救った男の
真実の物語

映画の中の千畝さんは、ナチスから命も狙われちゃうんだ。
すごいなー! 
ナチスドイツのユダヤ人排斥運動に背いたから、邪魔者めー!っていうわけで、殺されかける。
それでもひるまず、「私は日本をもっといい国にしたいんだー!」ってなもんで、ユダヤ人差別の片棒を担いだ日本政府に反旗を翻し、ひたすら日本への渡航ビザを出し続けた。
そして、 6000人のユダヤ人の命を救った。
でも、結果的にその代償として、彼は日本政府から首を切られた。
自分の立場や命がどうなっても、
ユダヤ人を救うためにたった一人立ち上がった!!!
杉原千畝はヒーローだ!!!!
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 ひどいなー、外務省は。
最悪〜日本政府。
あーはずかし〜!!!人種差別に屈しなかった杉原を解雇するなんて!!!!
っていうのが真実の物語ってことになってる。
し、し、しーかーし!!!!!!
これは、真っ赤な嘘なんだぞー!!
 
◉日本政府に背いてない!!
これは真実の物語じゃない。
何が嘘かっていうと。
杉原千畝「日本政府に背いてない!」んだよ。
それに解雇もされていない!!!
え〜?そうなの?
そうなんです。
解雇されたどころか、命のビザの事件の翌年、それまでの功績によって『勲五等瑞宝章を授けられているよ。
しかもその後6年勤めて、退職金だってもらっている。
彼は日本政府に背いていないし、日本政府はユダヤ人へのヴィザ発行を禁止もしていない。
歴史の真実はというと、
日本はユダヤ人を受け入れたんですっ!!!!
そして、杉原千畝は、一外交官として日本政府の方針にのっとって行動していたんです!!

なにそれ?
まるで映画と違うじゃん?
そう。まるで違うんです。
この映画の問題は、本当の歴史の中に、嘘が混ざっているってことで、見た人たちが、これが本当のストーリーだと思いこんじゃうところなんだよ。
この映画には、とってもシンプルな善と悪の構造があるよね。

それは、
①日本政府はナチス・ドイツから逃れてきたユダヤ難民へのビザ発行を許可しなかった。
 日本政府はナチスドイツにおもねって人種差別に加担した=悪。
②それに対して、杉原千畝は、命が狙われようとも、全てを失おうとも、日本政府に背き、
 ナチスドイツをも敵にまわしてダヤ人を救った。
 彼こそ正義の人=善。

わかるよね。日本政府は悪で、杉原千畝は善っていう構図。
まるで米ソ冷戦時代の、ロッキー4みたいだよ。アメリカは善でソ連が悪!みたいな。
だから、この映画を見た人はこう思う。

「ったく、日本は、ナチスの片棒担ぎやがって。なんて無能でしょうもない国だったんだ。でも、杉原千畝がいてよかったー。日本人として救われた気分だ」

杉原千畝という人物がヒーロー化すればするほど、当時の日本政府や外務省の無能ぶりがいよいよ明らかになるっていうのがこの映画。
だから杉原千畝を賞賛し、結果的に日本政府を批判する、という方向に人々の考えが傾くわけ。
まるで、当時の日本が、ナチス・ドイツと同じような人種差別国家で、人類の敵であったかのような印象を持つように仕向けられるちゃうんだな。
映画だけじゃなくって、杉原千畝の命のヴィザ物語は、
基本的にそういうことになってるよね。
でも、でも、でも、デーモン小暮〜〜!!!
これが嘘なんだよ。

◉これは歴史の捏造
真実は、『日本政府は、ユダヤ人へのヴィザを出す許可を与えていた』ということなんだ。
だから杉原はヴィザを出した。
彼は外交官だから、当然知っていたわけ。
それはね、『本国が認めないかぎりヴィザは出せない』っていう当たり前なことだよ。
在外公館っていうのは、日本の出先機関なんだから。
日本政府と違うことはできない。
そういう風には機能しない。
そうでなければ、もはや国として機能していないってことになるからね。
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 仮にだよ、杉原が、日本政府の命令を無視して、勝手にヴィザを発行したとするよね。
でもそうだとしても、そのビザは日本政府が認めていないものだから『無効』となる。
だから、そのビザを取得して日本にたどり着いても、日本は絶対に入国を認めない。
その結果、その人は日本から「強制的に送り返される」という憂き目に遭う。
そういうものなんだよ。この当たり前なことを、彼は知っていた。
だって外交官だから。
 
◉入国審査事務は適当だったの?
あのさ、この物語ってさ、最初っから不思議に思ったことない?
「ん?本国、つまり日本政府が認めていないヴィザを、リトアニアにあった在外公館が勝手に出しても、それは有効なの?そのヴィザで日本に入れるの?」
っていう疑問だよ。

そもそも本国が認めていないヴィザを、一人の外交官が勝手に出す権限があるの?
さっきも言ったけど、答えはノー。
でも、まかりまちがって、勝手にハンコを押したとして、それが普通にまかり通るほど、日本っていうのはいい加減なわけ?
って思わない?
当時の入国審査ってのは、そんなに適当だったわけ?
平時じゃない。
戦時下だよ。
国際的緊張がマックスなときに、入国審査事務はそんな適当でよかったわけ?
国が認めていない無効なビザをもった人々が、何千人も大挙して入国できるほど、日本は「がら空き」なズボズボな国だったわけ?
why Japanese people!!!
んなわけねーだろー!!!!
なっ!!!

あのさ、よーく考えてみよう。
一人や二人ならそんなミスも起こる可能性もあるだろうね。
でもさ、6000人なんだよね?
6000人ものユダヤ人が、同じリトアニアで発行されたヴィザをもって大挙して日本にやってきたんだよ。
これは本当だ。
本当に起こったこと。 
彼らは、大挙してリトアニアで発行されたヴィザを持って、シベリア鉄道にのり、大脱出してきた。
 
◉世界を悩ませた難民問題発生!!
そう。彼らは「難民」だったわけ。
国を脱出して、安全な国へ、逃げる途中の人々だよ。
ナチス・ドイツのせいで、ヨーロッパに大量のユダヤ難民が発生したわけだよ。
もちろん、これは大ニュース。
世界中の新聞が報道している。
当時の日本の新聞だって、大々的に報道してるよ〜〜。
これは、世界の難民問題だったんだよ。
今はさ、ドイツやヨーロッパで、中東からの難民問題が深刻化してるよね???
ドイツのメルケル首相は、支持率急落だよ。
難民の犯罪が横行して、ひどいことになってるっていうのがドイツ国内の問題だ。
これは、今起こってるリアルタイムの問題だよね。
だから、今のこととして、感覚的に難民問題っていうのは理解しやすいよね。
10人20人じゃない。
トータル6000人の難民が大挙して、毎日毎日、日本に怒涛のごとくやってきたとしたら、
それは大ニュースだよ。
あったりまえだよね。
しかもナチスの人種差別主義によって、命からがら逃げてきたんだから。
そんなときにだよ、入国審査官がだね、どんなにボヤーッとしてたって、
「あれ?またリトアニアで発行されたヴィザをもってユダヤ人がきたぞ」
ってことに気づかないってことはない。
つまり、誰もがユダヤ難民の日本到着を知っていた。
入局管理局も外務省も日本政府もね。
あったりまえなんだよ。
大問題なんだから。
で、もしだよ。
本当に日本政府がユダヤ人へのヴィザ発行を禁止していたのだとしたら、到着したユダヤ難民は誰も入国を認められない。
彼らが所得したヴィザは無効なものだからね。
無効なヴィザだとわかっているのに、入国させるわけがない。
リトアニアの善良な一人の外交官がヴィザを出してくれたからといって、日本の入国審査官が、みなこぞって『はいどうぞ』と無効なヴィザだとわかっているのに、ユダヤ人を入国させるなんていうことは絶対におこらない。
それこそ、お役所しごと。
「決まりですから」で終わり。
次から次へとそのまま船で強制送還。
で、ユダヤ難民はシュプレヒコールを上げるだろう。
「俺たちを入れろ〜!」ってね。
でも、日本政府が、入国を認めていない以上、入国審査官にいくら同情心があったって、入れてくれない。
一人や二人なら、無効なビザを持っている人を、ついうっかり見逃しちゃうってことも起こり得たかもね。
あるいは、入国審査官の裁量で、「かわいそうだから、知らなかったことにしていれちゃえ」
ってなことがあったかもしれない。
誰にもわからないようにね。
いつの間にか、入国させちぇえってね。
知らないことに出来ちゃった可能性はある。
でも、数千人のユダヤ難民なんだよ。
大ニュースになっている。
無効なヴィザなのに、気づかなかったふりして入国させることなんてできないし、まして、気づかなかったなんてこともない!!!
 
◉ポールマッカートニー強制送還事件
1980年1月16日に、あのポールマッカートニーが来日したとき、
なんと大麻を持っていた。
で、成田空港で大麻FGメンに現行犯逮捕されて、9日間拘置されたあと強制送還されたことがあった。
有名な事件だよね。
でも、ポールマッカートニーはヴィザを持っていた
彼は入国する資格をもっていた。
それでも、日本の法律に触れたから、入国できなかった。
(留置所以外は)
それが日本だ。法治国家なんだよ。
ヴィザを持っていたとしても、入国するのには厳しい審査があるんだ。
 
◉現実に、ユダヤ難民は救われた!!!
でも、現実には、日本に到着したユダヤ難民たちは、日本に入国して、神戸にあったユダヤ人協会のもとへ続々とかけつけた。
そして、その後、アメリカなどに無事に逃げていったんだよ。
現実的に、彼らは救われたんだ。
よかったな〜〜!
どうしてだと思う?
彼らが入国できたのは、つまり、彼らの持っていたヴィザが「有効」だったからなんだよ。
わかるよね。
そうでなければ、入国審査で強制送還されていた。
でも、そうならなかったのは、彼らのヴィザが有効で、それは、つまり日本国が認めたヴィザだったことを意味しているわけだよ。
つまり、日本政府は、ユダヤ人へのビザ発行を禁止もしてないし、ユダヤ難民を拒絶もしてなかったということなんだ。
日本は入国の条件をつけたよ。
条件が満たされず、入国できない人たちもいた。
その人たちは可哀想だね。
で、神戸のキリスト教系団体が一生懸命尽力して再入国できたっていうケースもあった。
でも、圧倒的多数のユダヤ難民は、無事に日本に入国して、次の場所へと旅立っていった。
この事実は、日本政府が、ユダヤ難民の入国を許可したからに他ならない。
 
◉ユダヤ難民は日本政府の国策によって救われた
日本は、映画で宣伝されているように、ユダヤ難民へのヴィザ発行を禁止もしていないし、停止もしていない。
よって、杉原千畝は、日本に背く必要もなかった。
だから首にもならなかった。
実際には、日本はユダヤ難民対策として、一定の条件をつけたんだ。
その条件に従って、杉原はヴィザを発行したんだよ。
だから、ユダヤ人たちは日本政府のユダヤ人対策によって救われたんだ。
これは、杉原千畝の個人的なお手柄じゃない。
国策だったんだよ。
それなのに、まるで日本がドイツと同じような人種差別国家だったかのような印象を植え付ける捏造は、断じてあってはいけないし、こんな汚名を着せられることについては、
日本人としては、大声をあげて「こらー」と言わないとダメだよ。

皇室外交の誉れ

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◉皇室外交の誉れ
天皇皇后両陛下がフィリピンへの慰霊の旅に出られ、本日無事に帰国されましたね。
マニラ郊外のカリラヤにある日本政府の慰霊碑を訪れ、太平洋戦争の戦没者を慰霊したほか、滞在中、フィリピン側の戦争犠牲者も追悼されました。
今回の訪問で、両陛下は、日本とフィリピン両国の友好親善と戦没者の慰霊という2つの目的を果たされたのですっ!
現地では、アキノ大統領が直々に空港まで送り迎えに出るなど、異例の大歓迎を受けましたね。
日本国民としては、ほんとーに嬉しいこです。

■日本人の良心を代弁する存在
御年82歳の天皇陛下と、81歳の皇后陛下
一般企業ならとっくの昔に定年している年齢であるにもかかわらず、今上天皇皇后両陛下はご自分で始められたのではない「戦争」の痛みを今も背負い、平和への祈りの旅を続けておられるわけです。
国内では「文春」がスクープした収賄問題で、甘利大臣が電撃辞任。
野党はTPP基本合意の大功労者が失脚したことに気勢を揚げるという異常事態。
国家運営上の最重要課題である「経済問題」の舵取りよりも、罠にはめられた甘利前大臣を追いおとすことことが、阿部政権を揺るがす絶好の機会としか考えない政治家の発想というのは、どこまでいっても『国益』ではなく『ご利益』なんだなと嫌気がさしたのは、僕だけで
しょうか。
 
■世俗的でない気高い志
しかし、しかーし、そんなごたごたの真っ只中、安倍政権潰しとか、甘利さんが50万円ポケットに入れたとか、秘書が300万円使っちゃったとか、ここぞとばかりに、善人ぶって甘利前大臣の失敗を糾弾しまくる野党議員を見て「そんなことより、予算審議をしっかりやれよ!」と叫びたくなる思いとか、
そういう俗世間の些事とは無関係な存在がいる!
というのが日本の底力。
そう、それこそが天皇陛下なのです!!!
何が起ころうが、ひたすら国民の安寧と世界の平和のために祈り、具体的な行動をもって日本人の『良心』を代弁してくれている存在。
それが今上陛下であります!はいっ!!!!

■エンペラーとは
天皇陛下とは、世界最古にして「現存する唯一の エンペラー」です。
エンペラーというのは、キングよりも高い権威ある存在です。
つまり、日本の天皇陛下という方は、世界で一番の権威ある存在で、世界で一番「位の高い」存在なのです。
これは他国の国家元首を見下すとか、軽蔑するという意味ではなく、エンペラーという立場がどういう存在かということですね。

たとえば英語版のWikiでもこう説明されてますね。
”Emperors are generally recognized to be of a higher honour and rank than kings.”
”エンペラーとは一般的に王よりも上位の権威ある存在として認められている”
とね。
 
でもって、こうも書いてます。
"The Emperor of Japan is the only currently reigning monarch whose titleis translated into English as "Emperor".
”日本国のエンペラーが現存する唯一の君主であり、その立場は英語のエンペラーと訳される”

◼︎君主
英語では、monarchy(モナーキーという単語があるんですが、これは「君主制」と訳されたりすることばです。
マナーキの方が発音近いかもな。
もなかじゃないよ。それは和菓子。
モナーキー。あるいはマナーキ。
つまり、君主制というのは、君主がいる国の形のことだよん。
いちいち説明するまでもないことなんだけど、念のため一応書いておきますと、『君主』というのは、辞書によれば、
世襲的に国家を代表し,統帥する最高の地位にある人。帝王。天子。皇帝。きみ』

つまり、血縁的に受け継がれた一人の統治者のことです。
英国の王家を筆頭に、ヨーロッパの王や、日本の天皇がそれにあたりますね。
この君主制のことを、英語では「monarchy」というんです。
このmonarchyというシステムは、世界史の中で古くから存在してるわけですが、このmonarchyの序列では、Emperor(エンペラー)が、最高位なんですね。

繰り返しになりますが、歴史的に日本の皇室は、世界最古です。
中国には、かつて皇帝がいましたね。
でも、最後の皇帝愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)』が退位して、(有名なラストエンペラーという映画)清国が滅亡しちゃったから、日本の天皇陛下が唯一の皇帝(エンペラー)
なんです。
ちなみに、アメリカは『君主』が存在しないので、君主制国家じゃありません。
君主がいる英国から「出てってやるー!」と、抜け出してつくった国ですからね。
で、大統領っていう立場がいますけど、大統領は君主ではないわけです。
国民が選挙で選ぶわけですからね。
Monarcy(マナーキー)の中では、常識としてこういう順序になってます。

第一がEmperor。
次がキング。
その次がプレジデント。
その下に首相がいます。

中世のローマ帝国時代の歴史から、ローマ法王が、皇帝に近い立場であるとも考えられます。
でも、ローマ法王は、世襲じゃないので、概念として、もっとも君主制の最高位となると、はやり皇帝なんですね。
ですので、君主制の序列を言えば、

①Emperor 皇帝=天皇
②一応Pope 法王
③King (Queen) 王(王女)
④President 大統領
⑤Prime minister 首相

となりますね。
つまり、日本の天皇陛下という方は、世界の君主の中での最高位という
ことになります。
こういう話をすると、
「そんなこと、いちいち持ち出して、優越感に浸ってんじゃねーよ!この右翼野郎!」
なんて、変なこと言う人が出てきます。
とにかく天皇制が大嫌いな人っているんですよね。不思議です。
でも、僕はまったく右翼じゃありません。
これは優越感とか、右とか左の問題でもなく、
客観的な事実なんですね。
世界の外交の舞台では、こういうことには非常に気をつけているんですよ。
失礼なことをしたら、国際問題になりますから、国際プロトコルっていうのがあります。
国同士の付き合いで、失礼にならないようにする決まりですね。
たとえば、日本の結婚式だって、招待客の席順は問題でしょ?
何を基準に、誰を上座にするかは、大問題です。
たとえば世界中の国家元首が一同に会したら、誰がどこに座るのかなどはとても重要な問題になりますよね。
だから国際プロトコルっていうのがあって、いろいろ問題にならないように、決まってるわけです。
世界は、こと外交になったら外交プロトコルに従って、いろいろなことを決めていきます。
もし英国女王と、日本の天皇陛下が、日本でも英国でもない(英国連邦にも属さない)第三国に共に居合わせて、外交的なスピーチを行う場合、どっちが優先されるのかっていう問題が出てきますよね。
やっぱりレディースファーストかな…とかね。
でも、この場合は、日本の天皇陛下が英国女王よりも上位の存在として、先にスピーチをするらしいですね。
君主制のシステムの中での序列としてエンペラーが最上位だからです。
こういう順番を決めるときの、決まりが「国際プロトコルなわけです。
もちろんスピーチの順番は、もしこれが英国内や、英国連邦に属する国での出来事ならば、女王陛下が優先されるでしょう。
だから、君主制の序列としての概念が、必ずしも外交上最優先されるということにはなりません。
現代の国際関係においては、すべての国が平等になるように配慮されていますから、天皇陛下がどんなときにも、最優遇されるという意味ではないし、必ず上座に座るということでもありませんよ。
たとえば即位している年数の長さで優劣を決める場合や、いろいろな事情でことが決まっていきます。
これもプロトコルです。
だから、どっちが上だとか、優先されるとか、そんなことを持ち出して優越感に浸ってんじゃねーよ!
みたいな発想を持つことの方がいけませんね。
どちらが優先されるべきか、をしっかりと考えて、失礼にならない対応をしないと、外交では大問題になります。

オバマ大統領のお辞儀
2009年。
オバマ大統領が来日して、天皇皇后両陛下にあったときのことです。
彼は、天皇陛下の前で、深々とお辞儀をしました。
きっと彼は、この世界に唯一存在する、世界最古のエンペラーに会うことをとても光栄に思ってくれたのでしょう。
で、深々とお辞儀をしたのです。
Monarcyの常識があれば、大統領という立場は、エンペラーという存在の前では、頭をさげるというのは、当然のことで、彼は当然のことをしたまでなんですね。
きっと純粋にそうしてくれたんです。
でも、これがアメリカ国内では「ペコペコするな」と問題になって批判されました。
まあ、それがアメリカ人のメンタリティですね。
強くないといけないんですから。
これはこれで別の意味の外交です。
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■皇室外交のパワー
いずれにしても、世界の国は日本には知っています。
日本には「世界で唯一のエンペラーがいる」ことを。
しかもそれは『万世一系』といって、2600年も前からずっと同じ血統で続いているというわけです。
これは圧倒的にすごいことです。
この事実は、世界中の憧れであり、尊敬を集めていることなんですね。
「現存する世界最古にして、唯一のエンペラー」
これって、文化的にすごい価値でしょ?
このような存在は非常に尊いものです。
そして世界は、その存在を「日本の代表」と見ています。
首相じゃありませんよ。
その方が、ご高齢になっても体に鞭打って旅をし、日本人の代表として、戦没者や遺族の方々のために祈り、平和への願いを込めたスピーチをするというのは、非常に大きなことですね。

アキノ大統領も「人生のこの時期に(ご高齢になられての意味)フィリピンに来られたことは特別なことです」と言ってました。

あーありがたい。
日本人でよかったなあ。
皇室外交。
これこそ、日本の力です!!!!

アイドル謝罪事件と台湾の武士道

 

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2016年1/19
◼︎SMAPの謝罪と台湾アイドル・ツウィ

独立・解散騒動の渦中にある人気グループ・SMAPが18日、フジテレビ系『SMAP×SMAP』に生出演して騒動について謝罪した。 別に悪いことしたわけでもないのに、犯罪でも犯したみたい怖い顔して謝罪するっていうのはどうなの?って思ったのは僕だけ?

 

■台湾総選挙で圧勝した独立派

去る16日、台湾で史上初の女性総統が誕生したね。
民進党蔡英文(さいえいぶん)女史。
与党だった国民党に大差をつけての圧勝。
これらの日本と台湾の関係が楽しみになってきたぞー。
なんてったって、台湾は武士道が溢れる国なんだから。

台湾人の圧倒的多数が蔡英文(さいえいぶん)女史を選んだというのは、「台湾は中国じゃないぞ」という意思表示なんだよ。
台湾は、中国の脅威に対して「ノー!」を突きつけた勇気ある国なんだ。

実はね、中国は「台湾は中国の一部だぞ、このやろー。独立なんて考えたらゆるさねーぞ!」というのが国策であり国是なんだ。
「一つの中国」という基本原則だ。
これを押し付けようとしている。

 

これはねもうSMAP4人の独立問題どころか、国家存亡をかけての戦いなんだな。
中国は台湾が独立志向を強めたときはミサイルを撃ち込んだんだからね。
でも台湾は、そんな脅かしに屈せず自主独立路線を貫く意思をみせたということなんだ。

 

■二国論

台湾には「二国論」というのがある。
「台湾は台湾であって中華人民共和国ではない」ということだ。。
「俺たちは独立した国だぞ。そもそも共産主義じゃないし、中華人民共和国がうまれる前から存在してるんだからな。あとから勝手に共産主義の国を作ったからって、俺たちまで一緒にするなよ」ということだね。

そもそも台湾っていうのは、もともと蒋介石(しょうかいせき)ひきいる中華民国なんだよ。「清国」が滅亡して、最後の皇帝愛新覚羅溥儀(あいしんかくら・ふぎ)』が退位した後に興った国だ。

 

でもその後、国内で共産党軍との内戦が起こったんだ。
そして、蒋介石(しょうかいせき)ひきいる国民党軍は敗北して台湾島に逃れた。
これが今の台湾だ。
だからもともとは、中国大陸にあった「中華民国」が、今の台湾というわけだよ。

一方、毛沢東(もうたくとう)率いる共産党軍は中国全土を掌握した。
そして「中華人民共和国」という共産主義の国が建国されたわけだ。
これが今の「中国」だね。
だから、台湾(中華民国)と、中国(中華人民共和国)は、別の国というわけだ。

でも中国は、圧倒的な軍事力と経済力によって台湾に今も圧力をかけ続けている。
「もともと一つの国だったじゃねえか!だから一つなんだ。
台湾なんていう独立国は存在しねーんだぞ」とね。

今回の総統選挙で敗れた現職総統馬 英九(ば えいきゅう)の時代、台湾は中国にグッと近づいた。経済的に中国に飲み込まれ、一つの中国が実現しそうな勢いだった。
でも今回、台湾人はそれにノーを突きつけたというわけだ。

新しく総統に選ばれた蔡英文(さいえいぶん)女史は生粋の「二国論」主義者だ。
つまり台湾は中国じゃない!という強い考えを持っているんだ。
台湾国民は、彼女に台湾の未来を委ねたんだな。
 

■台湾の英雄

でも、この彼女が、今の彼女であるために、重要な役割を果たした人物がいる。彼女をを育てた大人物だ。

その人こそ、台湾元総統李登輝(りとうき」氏だ。
1988年に台湾総統代行となり、1990年から2000年まで総統だった。
彼は台湾民主化の父で、彼が総統だった時代に、台湾は近代的な民主国家として飛躍的に発展して今がある。
熱心なキリスト教徒(プロテスタント)で、メリカ留学経験もあるし、英語も堪能で、国際的な感覚にすぐれているので、世界的に評価が高い。
もちろん、日本語もペラペラだ。

彼こそが「二国論」を最初に提唱した人物だ。
彼こそが、台湾は台湾であって、中国とは違うという強い姿勢を明確に打ち出した勇気ある指導者だ。
彼の「二国論」に激怒した中国は、前述したようにミサイルをぶちかました。
それでも、李登輝総統はひるむことなく、彼の姿勢はぶれることもなく、台湾は彼の元で発展を遂げてきた。

彼の元で育ってきたのが蔡英文(さいえいぶん)女史。
実際には、李登輝氏が、二国論を発表したときの草案づくりに関わっていた。
李登輝は今も台湾人にとっての精神的支柱だ。
彼が蔡英文(さいえいぶん)女史の背後にあって、彼女を全面的に支援してきた。
だから、今回の総統選挙は「圧勝」だったんだ。
 

■元日本人からのメッセージ!!!

そして、この李登輝こそ、「元日本人岩里政男なのだ!!!
彼は台湾の「日本統治時代」に育った。
彼が生まれ育った台湾は「日本の植民地」時代だったんだよ。明治28年からね。
だから、彼は日本人として育ったんだ。

その日本時代が終わったのは、第二次世界対戦での日本の敗戦だ。
日本がいなくなったけれども、中国大陸から逃れてきた蒋介石率いる国民党軍が統治して今にいたるわけだ。
ちょっと複雑だだね。

この李登輝さん、彼は武士道精神の人なんだ。
彼は日本人に対してこう言ってるよ。
日本人よ自信を持て、日本人よ「武士道」を忘れるな!(武士道解題)
彼はね、日本人以上に日本を愛し、武士道を理解している一人なんだ。

若い頃、彼は「生きること」「死ぬこと」について考え、追求し、悩んで育った。
カントや、トーマス・カーライルなどを読みあさった。
そんな彼が、日本の教育によって精神的な支柱を得たというんだよ。
「私の人生で一番影響を与えたのは日本統治時代の教育だった」というんだから。

こうも語っているよ。
日本の教育を受けていなければ、現在の私には、おのれの生命と魂を救う基本的な考え方が生まれなかった。

そんな日本の教育の中で、最大の影響を与えたのが「武士道」だったんだよ。
彼の中には武士道が息づいていて、その彼が台湾総統へと上り詰めて今の台湾を築いたんだね。
彼は自ら「武士道解題」という本を書いているんだ。
この本を書いた理由えをこう語っているよ。

日本文化の優れた精神性と美学的な日本人の情緒を何とか外国人や今の若い日本の人々に伝えようと考えたからです(誇りあれ日本よ、まどか出版p103)


■日本と台湾の未来のために

彼は今92歳。
「残りの生涯を台湾人、そして日本人を励ますために使う」と語っている。

この彼と志を一つにする政治家が、台湾史上初の女性総統に選出された(さいえいぶん)女史。いうまでもなく、大親日だ。

台湾は、世界で一番親日の国だけど、これまで以上に、日本とのつながりが強くなっていくだろう。

台湾は中国の脅威と戦っている。そして、日本も同じ戦いを強いられている。

 

そんな中、日本と台湾の関係は、これから非常に親密になっていくだろう。
これは、東アジアの平和と安定のために、非常に重要で大きな一歩だということを理解しておく必要があるね。

デビッドボウイ主の祈り

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David Bowieが72,000人の前でひざまづき「主の祈り」を祈った事件
先日69歳で死去した世界的伝説のロックシンガー
デビッド・ボウイー」
彼は、多くの人に影響を与え続けてきた。
1992年、元Queenのフレディー・マーキュリー追悼コンサートで、72,000人のオーディエンスを前に、突然ひざまづき「主の祈り」を唱えたことは有名だ。
熱狂していたスタジアムは静まり返った。
主の祈りというのは、かの有名なキリストが、弟子たちに祈るときはこう祈れと、模範として示した祈りで新約聖書に出てくる。
 
天にまします我らの父よ
ねがわくは御名〔みな〕をあがめさせたまえ
御国〔みくに〕を来たらせたまえ
みこころの天になるごとく
地にもなさせたまえ
我らの日毎の糧〔かて〕を、今日〔きょう〕も与えたまえ
我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず
悪より救いいだしたまえ
国と力と栄えとは、限りなくなんじのものなればなり
アーメン
 
ボウイーは、一体なぜ7万人を超える聴衆を祈りに導いたのだろう。
そのことを彼は後にイギリスでArenaという雑誌のインタビューで答えている。
 
あれは、ステージにあがる5分前に決めたことなんだ。マネジャーと僕にはエイズを患っていたクレッグという友達がいたんだけど、その日、ちょうど昏睡状態に陥ったんだ。
そんな中、ステージに向かおうとした直前、なにものかが僕に語りかけて「主の祈りを祈れ」と言ったんだよ。
クレッグはその2日後に亡くなった。 
ロックの世界では、特にコンサート会場においては、祈りは締め出されている。
ところが、僕が思うに多くのアーティストが書いている曲は彼らの「祈り」そのものだ。
僕が書いてきた曲も自分自身との調和を求める祈りであるように思う。
個人的なことを言えば、僕は神の存在を固く信じている。
僕にとってそれは疑いの余地がないことなんだ。
人生を振り返ると、僕が冒険主義だと思っていたことの多くは、細いながらも保っていた神とのコネクションへの探求だった。
僕は常になぜ宗教があるのか、人々はそこに何を見出したのかを追求していた。
そして、僕は常に、いろいろな信仰の間で揺れ動いていた。
70年代には黒魔術に魅了されたよ。
それは今思えば明らかに、サタンの力によって引き寄せられたのだと思う。
でも僕自身が悪を求めていたわけじゃない。
それは不思議な事象が僕をどこかに導いてくれるかもしれないという
希望から出た行動だったたんだ
 
主の祈りが捧げられたコンサートが行われた1992年と言えば、ボウイがソマリア人スーパーモデル・イマンと結婚した年だ。
スイスでひっそりと行われた挙式に続いて、イタリアはフローレンスのSt.ジェームズ教会でも盛大に執り行われた。
すでに書類に署名がされていたよ。
でも、本当の結婚は神によって聖なるものとされることだと僕たちは思っていた。
だから教会で執り行われる必要があったんだ

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ボウイは後にHello!マガジン誌にこう語っている。
ボウイー最後のアルバムとなったBlackstarのプロデューサーはこうコメントしている。
彼はこのアルバムはファンへのお別れとして作ったのです
アルバムは死の2日前、彼の69歳の誕生日にリリースされた。
収録曲「ラザロス」はこう始まる。
 
 ここを見上げてごらん。僕は天国にいるから
 
妻のイマンがボウイーの死に先立ってツイッターでささやいた言葉がこれだ。
"The struggle is real, but so is God."
苦しみは現実、でも神は実在する
 
生前最後の写真で、彼は幸福な笑顔を見せている。
インスタグラムにアップされた紳士。亡くなる2日前の写真だ。
かっこいいなあ。

 

僕が安保反対デモに反対な訳

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安保法案が可決したなあ・・・
今も国会前で、反対のシュプレヒコールをあげるデモ…
メディアはさかんに、SEALD'sなどを取り上げ、これは多くの一般市民の声だと報道している。
でも、ホント??
僕は、ここでシェアした石平氏の意見に全く同感。
ぜひ彼の寄稿を読んでみてくださいね。
安保法制反対だからと言って、
安倍首相に対して「お前バカか?」とか「人間じゃない」発言。

沖縄辺野古への基地移設反対デモにいたっては「安倍はサタン」だと。
このような低俗で有害なスローガンを、街中にばらまくデモは全く評価もできないし、恥ずかしいことだと思う。
僕は、10代の頃に、明星学園という学校で、デモやハンスト事件をおこした首謀者の一人で、明星学園創立初の、「学校閉鎖」に追いこんだ当事者だ。
誰も学生運動なんてしていなかった時代にやった。
日米安保闘争後、初の学生デモと新聞でもかき立てられた。
学友の退学処分をきっかけに、教育とはなんなんだ!と学校教育の本来のあり方を訴えて、当時の文部省のあり方や、教育システムそのものに、反対したんだ。
で、「生徒の作った生徒の為の生徒の学校」というスローガンをかかげて寺子屋学園」というフリースクールを日本で初めて設立した。

全米フリースクール連合の議長が来日して、座談会をやったりその様子が書籍になったりして、10代の頃から学生運動家的な活動をしてきた経験がある。
僕らの戦いは、一つの学校の中での、進学問題にからむ学校体制との戦いだから規模は小さかったけれども、それは、確かに権力との戦いだったし、日本の教育システムそのものに対する挑戦だった。

僕ら学生たちを支持してくれる「お父さんの会」ができたり、PTAが支援のハンストをやったり、多くの人たちが応援してくれた。
当時のワイドショーに取り上げれたりした。
基本的に権力に対してアンチテーゼで生きてきたし、一般市民である僕たちは、権力の暴走を食い止めるべきだと思っている。

でも、決して戦っていた教職員や体制に対して「バカ」とか「お前は人間じゃない」などという暴言を浴びせるようなまねはしなかった。
それをした瞬間に「デモ」という「抗議運動」の根拠の全てが壊れてしまうからだ。

デモというのは暴力に訴えない非暴力の「主張」と抗議行動であって、もし暴力にうって出るならそれは「テロ」になる。

安保法案に反対だからだろうが、なんだろうが、感情的に激して、議会制民主主義で選挙によって選ばれた首相を、社会経験もない未熟な学生が「バカかお前」となじり、識者が、それをたしなめたり指導したりすることもなく、それどころか一緒になって、「お前は人間じゃない」などと叫ぶなら、もうこの反対運動になんの意味もない。

これは立派な言葉の暴力だし、デモそのものの価値を否定した烏合の衆である。
平和を求める心もなく、ただ不必要に人の心の中に悪意の種をまき散らす害毒にしかなっていない。
平和を求めるための非暴力によるデモなら、徹頭徹尾、その目的と手段が一致していなければいけないと思う。
暴言を吐いて、個人攻撃をするのが戦いの目的ではないはずだ。

だから僕は断固として、学生グループを支持しないし、
このデモを主導している者たちに反対する。

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このような無法を指導できない人たちが、主張する平和には興味がないし、まっぴらごめんだ!
と言いたい。
反対だろうが、賛成だろうが、公の秩序を守り、悪意ではなく、善意によって、破壊のためではなく新しい創造のために、力を尽くす運動にこと価値がある。

安保法制反対の大人たちに踊らされて、公共の場で臆面もなく総理を個人攻撃し、思慮深く考えることもせずただ感情任せに、個人の名誉を傷つけるような暴言をはく者に平和を語る資格はない。

僕は安保闘争以降初のデモ」をやった本人だから言うが、僕がこのデモの指導者だったら、こんな失礼な学生は二度と人前に立たせない。

平和を愛するものは、
まず自分が平和を作り出すものになるべきだ。
不要な亀裂を生じさせる心の先に、平和はない。

■抗日70周年のウソ! みんなで広げよう「歴史認識の輪!」

祝抗日70周年
◼︎中国が「抗日70周年記念」の軍事パレードを盛大に祝って軍事パレード!
国連の事務総長まで参加?
韓国の朴さんも???
ああ、動悸がして来た。
中国は第二次世界大戦で、日本に勝利した「戦勝国の一員だ」ってことを世界に認めさせたいんだよね。
でもさ、ウソなんだよ。これはウソ。
日本は中国となんて「戦争してないぞー!!!」
みなさーん、騙されちゃいけませんよ。

さんざん人の国のむかって「歴史認識を正せ!」みたいなことを言うからさ、じゃあ、歴史をちゃんと認識しようと勉強すれば、あれれ、なんだよ。
中国様、歴史認識はどうしたの?
人のこと悪くいってるくせに、自分はすんごいウソついてんじゃん!

中華人民共和国なんて、なかったんだよ
今、中国って呼ばれてる国。
これは、言わずと知れた中華人民共和国だよね。
共産主義の国ですね。
さて、いいですかあああああ。
歴史認識のお時間です。
日本はこの「中華人民共和国」とは戦争をしてませんよ〜〜〜!
ヤッホー!
だってさ、70年前、この国はまだ歴史上「存在してなかった」んですから。
どうやって戦争すんの?
いない相手と。

70年前の今日、米国の戦艦ミズーリの上で、
降伏文書への調印式が行なわれましたとさ・・。
だからこの日が、世界的には「終戦の日」ってわけ。
で、この時、連合国側の一員として署名した国は
中華民国ですっ!!!
まい、みんなで言ってみましょう!「ちゅ・う・か・み・ん・こ・く」 !!
国家元首蒋介石(しょうかいせき)」
中華人民共和国」っていう、共産党の国とは全く関係ない!
関係ないどころか、「中国共産党」は『中華民国』の「敵」だったんだぞ!!!
殺し合った敵だ!!

中華民国の中には、いろいろな反政府組織があったんだけど、その中の一つが「共産党」だったんだよ。
ソ連の影響で力をつけた毛沢東(もうたくとう)率いる共産党は、独自の軍隊を率いて、反政府運動を展開したんだ。
これがどうして、なかなか・・ソ連っていう大国があったからね、
勢いがあったんだよ。

蒋介石中華民国政府は「こいつはまずいぞっ」ていうことで、自国内の共産党員を弾圧し「共産党軍」と戦ってきたんだ。
だから共産党軍の敵は、そもそも日本じゃなくて「中華民国」なの。
で、この共産党軍が、政府軍である「国民党軍」をやっつけて共産主義の国のつくちゃったわけだ。
これが今の「中華人民共和国」だよ。
これは1949年のこと。
つまり戦後4年もたってる。
だからね、中国共産党は、
抗日じゃなくて、「抗中華」って言ってくれって頼みましょう。
だって、これが歴史なんだから。

しつこいようだけど、
共産党軍っていうのは、「中華民国」の中に存在していた反政府勢力であって、国でもなんでもない。
あくまでも「共産主義」による国家樹立をもくろむ勢力だったわけです。
いいですかああ?
日本は「中華民国」の中にあった「反政府」軍と戦争をしたんじゃなくて、国際的に「独立国家」として承認されていた「中華民国」と戦争をしたんだよ。
ここ大事!!!

でも、日本と戦争になったとき、中華民国も一枚岩じゃなくて、日本との和平派も沢山いて、
中華民国の中にあって、日本に味方した勢力もいたんだ。
汪兆銘(おうちょうめい)という人が中心に打ち立てた「南京国民政府」がそれ。
あと、中華民国の隣には、中華民国から独立した満州国があったんんだけど、この国も日本の味方として戦ったんだよ。
この満州国っていうのは、「満州族」の国で、今の中国の「漢民族」じゃない。

◼︎満州族の大帝国「清」
1644年から1912年まで中国大陸全土を支配していた大帝国「清」っていうのがあったんだけど、「清」は「満州族」の国なんだ。
清を倒したのが中華民国なんだけど、中華民国は「漢民族」。
だから民族が違う。
なので、中華民国から独立して「満州族」の国を復活させた。
日本の助けでね。
これが「満州」だよ。
ここで皇帝に即位したのが、映画ラストエンペラーの主人公愛新覚羅 溥儀(あいしんかくら ふぎ)だ。
この満州は日本の味方。満州人はにっくき漢民族を倒したかったわけだからね。
清を滅ぼしたにっくき相手だから。
なので当然、日中戦争になったとき、満州は日本の味方についた。
さらには、蒙古聯合自治政府(もうこれんめいじちせいふ)っていうのが、
内モンゴルに樹立された政府で、この政府も、日本に味方して戦ったんだ。

でも、満州内モンゴルも、今は「中華人民共和国」ってことになってる。
今の中国は「漢民族」。
でも、満州は「満州族」。
モンゴルはモンゴル人。

だからね、今の中国の中に、実は日本と一緒に戦った国があったわけなので、
「抗日70周年」っていうのは、まったく「ナンセンス」なんだよー!
成り立たない!
中華人民共和国に侵略もしてない。
なーんにもしてない。

じゃあ、日本との戦争になったとき、共産党軍はどうしたかっていうと
一時的に内戦をやめて、政府に協力したんだ。
自国内で戦ってる場合じゃないだろってことでね。
その時はね。
だから共産党軍は、政府の正規軍である「国民党軍」に協力して日本を相手に戦ったというのは事実。
でも、これは国じゃない。
しつこいようだけどね。
ここ大事。
国じゃなくて、共産党軍のことです。

でも、あくまでも脇役だよ。
国家の正規軍じゃないし、主力でもない。
国をあげて日本と戦ってるのは「中華民国」であって、その国防軍である「国民党軍」だからね。
共産党軍は「反政府」なんだから、「中華民国」に忠誠も誓ってないし、中華民国のために戦ったわけでもない。
一時的に、日本との戦争で国民党軍と手を結んだだけ。
あくまでも、毛沢東の最大の敵は中華民国の国民党軍であり、蒋介石だったんだよ。
だって、蒋介石こそ、共産党を弾圧した張本人だから。

でも日本は戦争に負けた。
満州には、ソ連が侵攻してきて、武装解除した日本人を拉致してシベリアに連行していっちゃったわけだ。
沢山の婦女子がレイプされ、虐殺されたよ。
ソ連のやりたい放題。
すると、ソ連の影響下で育って来た「中国共産党軍」は息づいちゃって大暴れしたんだ。
もはや日本は敵じゃないからね。
武装解除してしまってるわけだから。
共産党軍は、丸腰の日本人を相手に、ソ連と一緒にやりたい邦題。
だから、満州から引き上げて来る日本人は、いのちからがら逃げたんだよ。

中国共産党軍にとって、日本軍がいなくなった今、敵は蒋介石(しょうかいせき)だけになった。
蒋介石は、アメリカが後ろにいてくれたから、日本と戦争したんだ。
で、日本が負けた後も、アメリカが後ろ盾になってくれるだろうと期待してたんだな。

と・こ・ろ・が・・・
戦後、アメリカ様は、蒋介石から一挙に手をひいちゃったんだ。
蒋介石(しょうかいせき)にしてみたら、「えー、まじで?」となる。
毛沢東の後ろにはソ連がいるんだから。
一緒に戦ってくれよ!って思うよね。

可哀想な蒋介石
中華民国」の正規軍「国民党軍」は共産党軍におされて、そうくずれになって、
台湾に逃げたんだ。
だから、今の台湾こそが、日本と戦った「中華民国

で、ソ連を後ろだてに、国民党軍を台湾の追い出した毛沢東は、1949年に共産主義の国「中華人民共和国」の建国を宣言したんだな。
その後、文化大革命っていうとんでもない大虐殺をやって、反共産主義思想の人間を、とことん粛正して、見せしめに殺して、文化を破壊して、200万人以上を殺戮したんだから鳥肌が立つほど恐ろしいよね。

70年前には存在もしてない国。

抗日記念なんて、他でもない中国共産党の生みの親「毛沢東」だって一度も祝ってないよ。
当たり前だよね。
中華人民共和国はまだ存在してなかったんだから。

よくテレビで「中国四千年の歴史」なんていうフレーズが出て来るじゃん?
これも真っ赤なウソ。
まあ、共産主義だから真っ赤なんだけど。
ウソはいけない!!!

中国大陸には、いろーんな国が興っては、滅び・・・を繰り返したきたんです。
一つじゃないの。
今の中華人民共和国が、4000年も前からずっと存在していたと錯覚しちゃいけませんよ。

僕は、別に反中国でもなんでもないです。
四川料理も大好き!!!最高。
でもね、歴史認識が大事なんでしょ???
だから、ね、正しく認識しましょうよ。

日本が70まで戦争をしていた国は「中華民国」という別の国です。
で、この中華民国は今の「台湾」です!!!
れっきとした「別の国」なんですよ。

しかも台湾は、世界で一番の親日の国です!!

3. 原爆投下/被害者なのに、加害者になってしまったわけ

GUILTY
『安らかにお眠りください。過ちは繰り返しませぬから・・・
前回、上記の言葉を書いた広島大学雑賀(さいか)忠義教授は、原爆投下は広島市民の責任じゃない!というあったりまえなことを言うのは「せせこましい」と切り捨ててしまったってことはすでに言ったよね。
広島市民に責任はないぞ!原爆投下はアメリカの責任だ!」って思ってる人は、霊前でものをいう資格はない・・・と。
それは世界市民としてダメだ!と。

この記念碑を発案した広島市長も、
『この碑の前にぬかずく1人1人が過失の責任の一端をにない、犠牲者にわび・・・』
と、原爆投下の責任が「自分たちにもある」と主張したわけだよね。
彼らがここまで強く、「日本の罪」を主張したかった背後には、
一体誰の、どんな力が働いてたんだろう???
と不思議に思っちゃうんだよね。
なんで、世界市民として広島市民に責任はない」っていっちゃいけかったんだろう?ってね単純に思うわけだ・・・。

■War Guilt Information Program
これについて考えると、
あーあ、やっぱりなって思うんだよ。
戦後、こうなることを目的とした洗脳プラグラムがGHQによって行なわれたからね。
その教育が、実にうまくいって、大成功だったんだなって、深く実感するんだよなあ。
日本は戦争に負けて、占領されたわけだよね。
日本に君臨したのは、GHQ連合国軍最高司令官総司令部
実際は、アメリカ様です。
その最高司令官として日本にやってきたのが、かの有名な、マッカーサー元帥(げんすい)だよね。
日本は敗戦後、まるまる7年、マッカーサー様のものになっちゃったんです。
文字通り、彼は「My Japan」って発言してますから、ほんと、日本を自分のものにしたんですよ。
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で、アメリカ様は、とにかく日本を恐れてたんです。
降伏したって言ったって、軍人たちがまだいたわけですからね。
国内には300万人。中国大陸には120万人。
その他の場所をあわせれば、全部で、国内外に、まだ600万人の兵士たちがいたんだよ〜。
戦争が終わって「わーい、これで家に帰れる〜」って思ってた人もいたけれども、
「こんちくしょー」って悔しくて泣いてた人もいたわけだよ。

そういう「こんちくしょー組」が、「おまえら、いいきになりやがって、ぶっ殺してやる!」なんて言い出して、アメリカ様に暴動を起こしたりしたら大変でしょ。
それが、組織的な運動になったらもっと大変だ。
大和魂みせてやるぜ」っていっせいに立ち上がったらえらいことだよ。
実際に、そういうことが起こったっておかしくないって危惧してたわけですよ。
アメリカ様は・・・。
だって、降伏の日まで、「ばんざい突撃」してた命知らずの「帝国軍人」だよ。
自分の命なんて惜しくないって本気で思ってた人たちだよ。
アメリカ兵の中には、日本兵との戦いで、恐怖から「戦争神経症」になっちゃって、戦線離脱した人が大勢いたほどさ・・・。
武器がなくなっても「ばんざーい!」って突撃してきたんだから。
「なんじゃ、こいつら、ターミネーターかっ」てそりゃ恐れるよね。
だから、アメリカ様は、二度と日本が「大和魂みせてやるぜ」って立ち上がらない様にしないといけないと思ったわけ。
二度と刃向かわないように、日本人を「再教育」しないといけない。
それも、すぐにね。
そうじゃないと、My Japanは、混乱しちゃうし、下手したら自分が殺されちゃうよ。
そうなったら「僕、大統領になれないよ〜〜」って心配したんだね。
マッカーサー様は大統領になりたかったんだよ。
そこで、GHQがやったこと。
それが、War guilt information programっていうんだよ。
これは、日本の戦前の価値観を「ぜーんぶ悪い」って否定して、日本人を再教育するためのプログラムだ。
それだけじゃないよ。
戦前の価値観だけじゃない。
他ならぬ 「日本が悪いんだ」って罪悪感を植え付けるプログラムなんだ。
だから、War Guilt(戦争罪責感)なんだよ。

■戦前の「全否定」
悪いのは日本人。
悪いのは軍部っていう教育だよね。
国のために戦った兵士たちは悪者にされちゃった・・
世界中どこでも、国のために戦って命を落とした人々は英雄なんだよ。
でも、日本では「悪者」呼ばわりされてさ、さんざんな目に遭ったんだよ。
遺族には年金も出なかったんだから酷いもんだよな。
戦争で死んだ人が英雄だ!なんて言うと、今は「右よりの人?」っていう目でみられちゃう。
でも、これは日本だけだぜ〜〜〜!!
戦争美化でもなんでもないよ。
戦争ほど悲惨なものはない!!!
でも、戦って、命を捧げてくださった方々のお陰さまで今があるんだから。
感謝しか湧いてこないし、彼らは文字通り名もなき英雄たちだ!!!
でも、そういうことを言うと「右?」と言われる。
僕は別に右じゃないよ。
左利きだし・・・あ、それは関係ないか。
でも、この当たり前なことを言うと「右?」って
言われちゃう今の、これこそ、占領統治されていた時代に「つくりあげられたメンタル」
なんだよ。
さっすがーGHQ!!!
うまくいったぜ。

◼︎GHQは神様です! 
だってあの時代、GHQに睨まれた人は、戦争犯罪人として処刑されたり、軍人じゃない人たちは、どんどん公職追放っていう憂き目にあって、仕事をとりあげられて、強制的に立場を剥奪されていったんだよ。
仕事もできないし、収入もなくなっちゃった人たちは、極貧の生活を強いられたんだ。
戦後の日本で生きていくためには、アメリカ様のお気に入りにならないといけなかったわけ。
これが敗戦の現実だよ。
1945007

 新聞が書く内容も完全に変わっちゃったんだ。
だって、GHQの検閲が入ったからね。
GHQが「これはよし」と認めてくれないものは、世に出せない。
かりに反感を買うようなものを書けば、その記者は「さようなら」。
そういう新聞は「つぶさなあかん!!!」ってことになります。
百田さんがいくらそう叫んでも、新聞社は潰れないけど、GHQ様がそう言ったら、それはそのとおりになる。
そういう時代だったってことさ。

軍は悪。
戦った軍人は戦争協力した犯罪者。
戦前の否定。
アメリカ様は正義の味方で、日本は悪。
日本がぜーんぶ悪かった。
それまでの教育の基本をうたった教育勅語(きょういくちょくご)」も全否定。
それまでは学校の壁に掲げられていたものなのに、ぜーんぶ、取り払われちゃって、教科書も黒ぬり。
ちょっとでも、「大和魂みせてやるぜ」っていう「考え」につながるかもしれない可能性のあるものは、ぜーんぶ「ダメ!!!」になったんだ。
すっかり教えられる内容が変わっちゃったんだ。
僕の母も、戦後、教科書が真っ黒にぬられちゃって、大好きだった神話の授業も全部なくなっちゃったって言ってたよ・・。

だから、民主主義って言う素晴らしいものは、アメリカ様がもってきてくれたもので、それまでの日本には存在していなかったってことになっちゃった。
ようするにね、
日本が悪いから原爆おとされたんだぞ!って日本人を教育したのは、GHQなんだよ。
これが敗戦の歴史なんだ。
日本の高校生の半分は、
日本がポツダム宣言を黙殺したから原爆を落とされた!」なんて教えられてるんだよ。
でもって、「原爆のおかげで戦争が終わった」って思ってる人がいる。
原爆は戦争を終わらせるための手段で、日本は原爆を落とされて、初めて戦争をやめたんだって本気で信じてるんだ。
日本がもっと早く、降伏しなかったのが悪いってね。
でも、それは真っ赤なウソだよ。(次回)

◼︎それはアメリカの歴史です!
去年エルサレムでこの話をしていたら、大きな学校の校長先生(歴史の先生)が
「それはアメリカの歴史教育ですよ。日本はアメリカの歴史を今も教えられてるんです!!」って、平然と言われたよ。

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イスラエルでは、アメリカが悪いって、ちゃんと教えてるんだ。
あっと驚くよね。
広島の原爆死没者記念碑は、原爆で亡くなった方々を異例する「特殊」な場所だよね。
全人類の戦争犠牲者を慰霊している場所じゃない。
だから、その場所と目的に則した文言にした方がいいにきまってるんだ。
なのに、「あやまちをくりかえしません!」って
わざわざ自分たちを加害者にしちゃってる。
どうして、わざわざ広島市民も加害者の仲間入りさせる必要があったんだって思うよね?
だから、ジーパン刑事になるんです。
「なんじゃ〜こりゃ〜〜!!!」
 
雑賀(さいか)忠義教授たちが、はじめっから、まったく、何の圧力もなく、真心から、全人類の代弁者として、崇高な「贖罪」の気持ちを持ってたのなら、それはそれで素晴らしいよ。
でもさ、戦争が始まったとき「ばんざーい」って叫んだ教授が、GHQ様の占領が終わったときには、180度の変身してたわけだよ。
で、アメリカが悪いとか、そんなことを言うやつは、霊前に立つ資格もない!って。
この大変身という事実から考えても、この碑文の背後にGHQの「罪悪感植え付けプログラム」の影響がありありと伝わって来るんだよね・・

だから、純粋に「人類愛」で片付けられなくなってくるんだ。
ん?ってなる。
被害者である日本人が、加害者意識を持って原爆を語るっていう現実を、一番喜んでるのは誰だと思う??
はい、アメリカ様〜〜〜。
そうなんです!!
一つだけ、はっきり言えることはさ、この碑文はアメリカ様の願ったとおりの文章になってるってことだ。
「俺様のせいにすんなよ。お前がいけないんじゃないか」
って思ってるアメリカ様にとって、願ったり叶ったりの碑文だよ。
「くりかえさない」と「くりかえさせない」では、責任の所在がまったく違うってことくらい、誰でもわかるよね。
 
でも、終戦から7年後、この碑文が書かれたとき、碑文を書いた教授の頭の中には、
「過ちはくりかえしませんだろ、おれたちは加害者なんだから!」
っていう想いがあって、
「いや、落としたのはアメリカだろ!」って言ったインドのパール判事に向かって、猛烈にむきになって
「そんなせせこましいことを言ってるやつは、霊前に立ってものを言うしかくはねえ!!!」
って切り捨てたんだ。

なんじゃこれりゃー!!!
これって誰のために書かれたんだろ?